この日がやって来るのをどれだけ心待ちしたことでしょう。
私(オヤジ)の、難易度の高い永年の夢は、「親子の日」のおかげでやっと叶えられたのです!
その夢とは、「息子たちとアロハシャツを着て写真撮影をする事」
なんだ!たったそれだけの事?と不思議に思う人が殆どでしょう。
しかし、小さな頃から何故か息子達は、2人とも襟付きのシャツが大嫌いだったんです。
こんな事がありました。
僕が子供たちに買ってきたイカしたプルオーバーのボタンダウンシャツ。
なのに、いざお出かけ!という段になったら、「シャツを着るのやだ~!」と、子供達が泣き出してお出かけが中止。挙句の果てには、それが原因で夫婦ケンカが勃発。
そんなわけで、我が家にとっておめかしして出かける事は至難の業だったんです。
中でも、アロハシャツを特に着たがらないわが家の息子たち。
その理由はきっと、年齢も忘れ、ど派手なアロハシャツを着て街を闊歩していたオヤジの姿に、子供ながらなんか違和感を感じるところがあったのでしょう。
話は「親子の日」に戻りまして・・・
「親子の日」には息子達と3人でアロハシャツを着て撮影をしたいというのが私の提案。
交渉をはじめてからOKが出るまでに何と1週間近くかかり、前日になってやっと交渉が成立しました。普段はそっけなくなりがちな男同士の日常会話ですが、今になって考えてみると、アロハシャツを着て親子3人で写真を撮るか撮らないかという他愛無い話題で長い時間話し合う事ができたのは、オヤジである私にとって、至福の時間でした。
とても肩身が狭い風情の小さいオヤジと、自信ありげな息子達の写真が生まれたのはそんなわけがあったんです。(ブルースさんにはきっと見えていたんですね。親子のアロハシャツ騒動が・・・)
今や立派に成長した2人の息子達。
これから息子達の時代がやってきますが、私はあくまでも人生の先輩として後ろから彼らをそっと見守っていきたいと思います。
そう、ド派手なアロハシャツを着て!
私達親子が久しぶりに、共有し会えた素敵な時間を与えてくれたブルースさんに心から感謝します。ありがとう。
そして、素晴らしい子供たちを生んでくれた僕の奥さんに感謝します。
ブラボー!「親子の日」!
山内康弘
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