親子の日ニュース

海を越えた「OYAKO」の話

海外在住の長女からメールが届いた。

メールの中身は、大学時代の友人から届いた便り！

手紙の内容は、おおよそこんな内容でした。

♡Dear MIKA♡

大学で一緒だった◯◯です。覚えてくれてるかな？実は、クリスマス休暇でNYに行ってきました。その時、なつかしい Strandに行ったんですが、そこで、とっても素敵な写真集を購入しました。休暇が終わって家にもどって、一枚一枚の写真を楽しんでいたところ、最後のページにあなたとあなたの妹とお父さんが一緒に写っている写真が載っていて、びっくり！！名前を見たら確かにMIKAと書いてありました。何と、私が感動して見ていたのは、「OYAKO」という、お父さんの写真集だったんです。この美しい写真集に出会えた喜びを伝えたくって、思わずお便りを書きました・・・ 世界は狭いね！」

彼女は今、イスタンブールに住んでいるという。日本からアメリカに渡った写真集「OYAKO」は、いま、イスタンブールでいろいろな人に見てもらえる機会を得ました。昨年、ベルリンで行われた国際フィルムフェスティバルのドキュメンタリーフィルム部門で受賞、そして今年はシンガポールでの展覧会！

日本で誕生した「親子の日」は、海を渡って世界を目指します。

「人に成る」

「成人の日」は、「おとなになったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」という思いを込めて、1948年に法律で定められたのだそうですが、大人としての自覚というのは、果たしてどんなことでしょうか？

親からかけがえのない命を与えられた赤ちゃんが、成長し続けるる過程で身につけていく一番大事なことは、「「他人への思いやり」です。思いやりの有無こそが、大人と子どもの境界線ではないかと思います。その境界線を行ったり来たりしながら、失敗や迷いや幻滅や喜びを繰り返して、少しづつ「人に成る」のです。

「成人の日」とは、その日をを迎えたから成人になるのではなく、成人になるということを改めて考える日！だと受け止めて、自分に向き合って欲しいと・・・・そんなことを思った昨日の「成人の日」でした。

2016年、明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

「親子の日2016年」は、新鮮な企画満載のスタートとなりました。

本年行います最初のイベントは、2月19日〜3月12日の期間、シンガポールの JCC (Japan Creative Centre)で行われます「ブルース・オズボーン写真展」と撮影会。

この海外での最初の展覧会と撮影会をきっかけに、世界各地の人たちともコミュニケーションをとれるような活動にも積極的に関わっていこうと思っています。

不安なニュースが立て続きに伝わって、震撼としたエネルギーが世界中を取り巻く不安の大きい年の始まりでしたが、“自分の命を守ることは、他人の命を大切にすることでしか保証されない！”そんなことを深く心に刻んだ一年の始まりでした。

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1月9日の毎日新聞夕刊の〈人模様〉欄に掲載されたブルース・オズボーンの記事を紹介させていただきます。

タイトル：「親子」を見つめ、広める　ブルース・オズボーンさん

　親子の写真を３０年以上撮り続けてきた神奈川県在住の米国人写真家、ブルース・オズボーンさん（６５）。「親子の日」（７月の第４日曜日）の提唱者であるオズボーンさんを追った映画「ＯＹＡＫＯ」が独立系作品を対象とするベルリンの国際映画祭でベストドキュメンタリー賞を受賞した。映画は親子の日１０周年を記念し製作された。撮影のきっかけとなった男性ロックミュージシャンとその母、東日本大震災で被災した親子らを取り上げている。

「親子は人間関係の一番の土台。そういう出会いを見つめることで、家族や地域、国などが見えてくる」とオズボーンさん。５０００組以上を撮影してきたが、「それぞれがユニーク」と言う。

来月、日米以外で初の撮影・展示会をシンガポールで行う。「『親子』というユニットは日本独特で、英語に訳せない言葉。海外にも親子という関係の大切さを広めたい」。春に孫が生まれる。「長女と孫の親子写真も撮りたい」と希望に胸を膨らませる。【西田真季子】

野坂昭如さんの死を惜んで

長年、親子写真を撮り続けて来たブルース・オズボーンにとって、又一人、懐かしい人が逝ってしまった。

野坂昭如さんとお嬢様の写真を撮影したのは、1988年のこと。撮影日の1週間前から、毎朝のように野坂さんから電話があった。「着るものはタキシードでいいですか？」とか、「撮影時間のどのくらい前に行けばいいですか？」とか・・・が、電話をかけてきた理由だった。撮影当日、スタジオに現れた野坂さんは、オズボーンに「よろしくお願いします」と一言。無言で、タキシードについた糸くずをテープを使ってとっていた。撮影中も、直立不動で、会話はほとんど無かったと記憶している。「機嫌が悪いのかな？？？」と心配しながら、撮影は終了した。後日、雑誌に、「ブルース・オズボーンに親子で撮影をしてもらった。だいじな娘との写真を撮ってもらうにあたり、1週間、好きなお酒を飲まないで過ごした」と書いてあった。

真っすぐに生きてきたから、いろいろな衝突もあったが、心の奥に秘めた深い愛が、写真に現れている。

ご冥福を祈ります。

元日企画 ウジイフォトスタイル親子の日

親子の日普及推進委員会は、数年前から日本写真館協会とのコラボ企画を実施。たくさんの写真館が、様々なかたちの「親子の日」撮影会を実施し、写真の展示会なども行うなど、コラボレーションの実績を重ねてきました。2016年、更なる進展企画として、山形県村山市にあるウジイフォトスタイルが発表したイベントは、題して「元日企画　ウジイフォトスタイル親子の日」！元旦に来たお客様を2016円で撮影するというもの。楽しい企画で「親子の日」の認知が高まって、たくさんの人たちのもとに「親子の日」に込めたメッセージが届くことを願っています。

～Present to the future～

 

親子で聴こう！ 童謡フェスタ2015

映画「OYAKO」製作でご縁をいただいた山口県下松市にあるスターピアくだまつ大ホールで、12月5日（土）に“星のふるまちの童謡フェスタ2015”が開催されます。これは、下松市が条例化して普及をしている「くだまつ親子の日」の一環として、恒例となっているイベントです。童謡フェスタでは初披露となる“きつねの嫁入り”の組曲や童謡“ふるさと”の全体合唱など、見どころ満載の温かなコンサート。「親子の日」の新しい枝となって、広がっていって欲しいと思っています。

記念日文化功労賞

記念日文化功労賞は、一般社団法人・日本記念日協会記念日文化研究所が、記念日文化の向上を図り、人々の心と暮らしを豊かにすることを目的とした視点を重視して選ぶ賞です。

親子の日普及推進委員会は、2014年10月24日に、この記念日文化功労賞を受賞。５月の第２日曜日は「母の日」、６月の第３日曜日は「父の日」に続いて、７月の第４日曜日を「親子の日」とする発想の豊かさと、「親子の日」を通じて、親子の関係から平和を願う「親子の日」の活動が評価され、第５号の記念日文化功労賞に選ばれました。今年の受賞は、社会全体で子育てを考える機会に！と神戸新聞社が２００３年から提唱する「育児の日」が受賞。住み良い社会の為に、様々な温かな取り組みのあることは嬉しですね！

沖縄の首里城で親子撮影会を！

11月8日の日曜日、沖縄の宝の一つ、首里城で、親子撮影会を実施しました。主催は、琉球補聴器。補聴器メーカーで「親子の日」の特別協賛を長年していただいているoticon様の協力で実現したイベントでしたので、参加いただいたみなさまの中には、聞くことに不自由な方も多くいらっしゃいましたが、これ以上期待出来ないと思うほどの晴天の下、陽気で楽しい撮影会の一日を過ごしました。長寿の方が多く家族をだいじにするという沖縄スピリットが反映してか、撮影参加者の中には、3世代や4世代という家族も！夏とは違った魅力の秋めいて来た沖縄も、お薦めです。

秋晴れの沖縄。爽やかな一日でした。

イベントの状況をインタビュー中！

坂をすべってしまうというアクシデントもありましたけど・・・

写真展 OYAKO 2015 北九州

北九州の写真家と写真愛好家で構成されているグループ、GMT foto @KitaQ が、「親子の日」に地元での撮影会を企画。「親子の日」当日は、複数のカメラマンが同じ会場で撮影するという方法で実施して下さいました。当日撮影をした中の一人、西村忠さんが、11月２日～11月３０日 「親子の日」に撮影した写真を写真展をすることになりました。

会場は、福岡ひびき信用金庫本店内にあるひびしんギャラリーです。北九州では初の親子写真展です。どうぞお立ちよりになって下さい。

小さい秋を見つけに出発！

子どもたちは、小さかった頃の話を聞くのが好きだ。田舎の両親の家に遊びに行った時の話、キャンプに行って魚釣りをした話、食事に出かけた時の話などなど。たわいない話を聞いて楽む様子を見ていると、そういう思い出の一コマ一コマが心の襞となり芯となって、その人の幸せ度を形成しているような気がしてならない。秋には各地でいろいろなイベントが目白押しだ。釣りの体験ツアー、修行体験ツアー、工作イベント、ヨガや童うた遊びなど・・・行楽の秋！日常とひと味違った親子の思い出を作って、親子共々、心の襞を深く刻んで欲しい。