東日本大震災から5回目の3月11日の前日、関西電力高浜原発に隣接する滋賀県の住民29人が求めた関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転が、大津地裁(山本善彦裁判長)の仮処分決定を受け、停止した。関電は、同地裁に異議と執行停止を申し立てる方針だが、大津地裁は、「東京電力福島第1原発事故を念頭に事故が発生すれば環境破壊の及ぶ範囲は、わが国での対応可能な範囲を越える可能性さえあり、発電の効率性を優先して甚大な災禍と引き換えには出来ない」と指摘。関電に対し「前例の事故を踏まえ、原子力規制行政がどのように変化し、原発の設計・運転のための規制がどのように強化されたのか否か、被災が起きた際にいかに対応するかなど、具体的に説明すべきだ」と立証責任を求めた。5年前の悲劇から学んだことを決して無駄にしてほしくないという思いが結実したニュースでした。
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