「親子の日」の活動では、毎年「グリーン電力」(1,000kWh)を使用しています。
今年選んだのはグリーン電力の「風のエネルギー」で、北淡震災記念風力発電所(兵庫県淡路市)が作った電力です。
「北淡震災記念風力発電所」は、1995年1月17日に発生した 「阪神・淡路大震災」を教訓に1998年にオープンした「北淡震災記念公園」にあって、この風車はその公園内にあります。
街は家族や近隣の絆から再生されましたが、この風車は、いつ訪れるかわからない大震災に対する意識改革を促すためと、避けられない被害を最小限に止める知恵や心構えなどを多くに伝え学んでもらうための施設として建てられました。
この辺りは、夏は台風、冬は北西の季節風に悩まされた土地でしたが、そうした自然との付き合い方を最もよく知る町の人たちの英知の結晶として、自然エネルギーを活用する風力発電施設が完成したのだそうです。日本標準時を刻む明石からもすぐ間近に望める淡路島は自然と人との共生という多くの課題を発信しています。
*写真提供:エナジーグリーン株式会社ー
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