本日、3月25日(土)と明日の26日(日)の2日間にわたって、逗子文化プラザホールで行われるイベント会場で、写真の展示をいたします。タイトルが「〜親子が繋ぐふるさとへの心〜」。展示する写真は、2011年の東日本大震災以降に、ブルース・オズボーンが東北に行って撮影してきた写真に加え、「平成28年度地域経済産業活性化対策 被災12市町村における地域のつながり支援事業~ふるさとアイデンティティのつながり継承事業~」として採択された「ふくしま~ふるさと写真の日~」の事業企画者からの呼びかけを受けて、昨年の11月に福島に行って撮影してきた写真です。
「親も子もいっしょに育つ」をあい言葉に実施されるこの「TOMOIKU」というイベントで、震災から6年目を迎え、心身共に前進しようとする被災者の皆さんを応援し続けるために、そしてまた自分たちにとって「ふるさととは?」という意味を改めて考えて欲しいと思い、写真の展示をさせていただきました。
同作品は、日本外国特派員協会(FCCJ)で開催中の写真展覧会でも展示中です。東京がちょっと遠いな〜と思われる神奈川方面の方は、こちらに是非お出かけ下さい。
今日と明日、逗子ではいろいろなイベントが目白押し!夜には、逗子の海岸で光のイベントなどもあって、一日楽しんでいただけます。
決して脳裏から離れない鮮烈な映像を日本中が目撃した2011年3月11日の日本大震災から数えて、今日は7年目の始まりの日です。
震災で亡くなられた方へのご冥福を謹んで祈るとともに、あらためて、今までと変わらず被災された方たちに寄り添っていこうという決意をいたしました。
昨年の11月、久しぶりに東北を訪ねて東北のみなさまに会った時の記録をまとめた写真の数々を、今月の31日まで東京の有楽町駅近くにある日本外国特派員協会に展示いたしました。
被災された皆様に会ってお話をさせていただいた実感は、震災後の努力が実った部分と努力してもかえられない重い現実の狭間に生きていらっしゃるということでした。
微力ながら、私たちに出来ること。
それは、他人事として問題を放置しないで、自分ごととして受け止めていくことではないでしょうか。
心がくじけそうな事件や出来ごとが世界中で続いている昨今。
私たち人間に何が出来るのだろうかという命題への答を一言で表すのはなかなか難しいと思いますが、記憶の中にヒントを見つけて、前向きの力に変える能力を今こそ発揮できたらと願っています。
この星を破壊する権利を、私たち人間は持っていませんから。
東京青山で行われた 〈ふくしま「ふるさと写真の日」展〉 に続いて、昨日の10時から、〈ふくしま「ふるさと写真の日」展〉 が、福島県の郡山市にある「福島コトひらく」の1Fオープンラウンジギャラリーでスタートしました。東京の展覧会に来られなかった福島の皆様、是非お出かけになってください。19日まで開催した後、2月21日にJR福島駅・コラッセふくしま1階のイベントホールに移動。2月26日まで展示いたします。
「親子関係は一番大切で深い関係。そして故郷も。」そんな思いを写真を通して伝える為に立ち上がったプロジェクトが「ふくしまふるさと写真の日」です。2011年6月以降撮影して来た被災地で出会った親子写真に加えて、昨年11月に撮影した写真の展示会が、東京都港区北青山にある「GLOCAL CAFE」 で2月6日(月)からスタートします。東京での展覧会を終えたあとは福島県郡山市と福島市でも展示されます。産経ニュースの記事はこちら
会期中にはイベントも予定されていますので「GLOCAL CAFE」のオフィシャルサイトをチェックしてください。
松川浦漁港魚市場で2011年の被災直後に撮影した南部さん家族(当時は漁協長)、2013年に仮設住宅を訪ねた時の写真、2016年に完成した松川浦漁港魚市場を再び訪れて撮影した写真です。