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2011年以来、私たち日本人にとって忘れてはならない日となった3月11日、被災地の人たちはそれぞれの思いでこの日を迎え、全国では様々な復興への願いをこめた催しが行われました。横浜YMCAでは、チャペルに集まった人たちと共に「復興への祈り」の時を持ち、そのあと、ブルース・オズボーンによる記念トークショーが行われました。復興への願いの心が多くの人たちとの絆を強め、少しでも早く平安が戻ることを願っています。
みなとみらいギャラリーでの写真展もはじまっていますので、どうぞお出かけ下さい。
17日のワークショップでは、写真を撮って東北への応援メッセージを送りますので、どうぞご参加下さい。申し込みはこちらから。または直接横浜YMCA(担当:高村)に電話して下さい。 045(662)3721
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新潟での写真展がたくさんの観覧をいただいて無事に終了。来週からいよいよ、横浜のみなとみらいで写真展が開催されます。今回は、子どもたちが「I TIE ☆ 会いたい」のワークショップで撮影した写真に加えて、ブルース・オズボーンが被災地で撮影した「親子」の写真も展示。会期前日の3月11日には、ブルース・オズボーンが、被災地への祈りを込めて横浜YMCAのチャペルでトークをします。又、3月17日(最終日の前日の日曜日)、東北で行ってきたのと同じ形式のワークショップを実施。このワークショップでは、写真の撮り方とコメントの付け方を学んで、東北に応援メッセージを送ります。参加者は、横浜YMCAに直接電話で申し込んで下さい。
展覧会とトークイベント、またワークショップの詳細は以下の通りです。
【写真展】~子どもたちがレンズを通して見た被災地~
同時開催+ブルース・オズボーンが被災地で出会った「親子」写真展~あなたにありがとう~
日時:2013年3月12日~18日 11:00~19:00(初日は13:00開場 最終日は17:00閉場)
会場:横浜みなとみらいギャラリー B(横浜みなとみらい クインーズスクエア 横浜クイーンモール内)
主催:横浜YMCA
共催:「親子の日」普及推進委員会
入場料:無料
お問い合わせ: 横浜YMCA 045(662)3721
【記念トーク】
日時:3月11日(月)18:00~20:30(最初の30分は復興への祈りの時間といたします)
会場:横浜中央YMCA
参加費:無料
【ワークショップ】
日時:3月17日 13:00~16:00
場所:横浜みなとみらいギャラリー B
投稿情報: 11:11 カテゴリー: 親子の日ニュース | 個別ページ | コメント (9) | トラックバック (0)
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東日本大震災後の6月と12月、ブルース・オズボーンは被災地に出かけて被災地の親子写真を撮影。その写真を被災者にプレゼントする活動を行ってきました。その親子を昨年の12月に再び訪問。撮影した写真の一部がナショナルジオグラフィック日本版3月号に掲載されました。被災からもうすぐ2年目。時間とともに人の心から忘れ去られてしまいがちな記憶を改めて思いおこして復興への希望につなげたいと思います。
_ナショナルジオグラフィック3月号より書き起こし抜粋_
被災地の親子 〜今日も一歩、一歩〜
東日本大震災が発生した日の夜、テレビから流れる衝撃的な映像と原子力発電所の恐ろしい情報に神経をとがらせて、不安な時を過ごした。しかし、被害が明らかになっても、自分が何をすべきか、情けないことに、すぐには考えつかなかった。
震災発生から3ヵ月たったある日、避難所の親子が、取材していた新聞記者に「写真を撮って欲しい」と頼んだというニュースを見た。その親子の言葉に背中を押されるように、6月13日、私は被災地に赴いた。30年前に「親子」というテーマに出会い、4000組を超える親子の情景を写真におさめてきた私にできるのは、“被災地の親子の今”を撮影して、その写真をプレゼントをすることだと確信して……。
被災地を訪れ、言葉ではとても語り尽くせない壊滅的な光景を目の前にした時、災害が運んで来た深い悲しみに負けないで欲しいという願いがさらに強くなり、シャッターを押した。
親子の絆、人を思いやる優しさ、まっすぐ立つ強さ。出会ったどの親子も、過酷な記憶や厳しい現状を心に包みこんでカメラの前に立ち、津波も押し流せなかった大切なメッセージを私に伝えてくれた。
昨年12月、 彼らの今を写真に収めたいと、東北を再訪した。震災前と同じ仕事で生活できるようになった人がいる一方、がれき撤去や除染作業で生計を立てている人も数多く、再建への課題の多さを改めて実感した。それでも、今をしっかり生き抜けばきっと未来に光がさすはずだと、私に再確認させてくれた。
被災地で出会ったみなさん、ありがとう。
---ブルース・オズボーン---
3月3日のおひな祭りの日、宮城県仙台市の東北生活文化大学高等学校で卒業式があり、その卒業式で「I TIE ☆ 会いたい」のワークショップでの生徒の一人阿部任君が、クラスの代表として卒業証書を受け取ったという記事が、河北新報に掲載されていました。3・11の東日本大震災で、祖母と家の中に閉じ込めらてれ、9日後に救出されたというニュースを覚えている人も多いと思いますが、その阿部君です。私たちの実施したワークショップでも、とっても素敵な作品ができたので、その後の活躍を楽しみにしていましたが、4月から山形県山形市にある東北芸術工科大学への入学も決まったということ。
阿部君のこれから、「親子の日」でも応援しています。
阿部君の記事はこちらから。
投稿情報: 16:39 カテゴリー: pick up | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
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